赤ちゃんが抗体をつくりはじめる時期

男性/40代
2022/01/28

赤ちゃん自身が抗体を作り始めるのはいつごろからでしょうか。

この質問への回答

保健同人フロンティアメディカルチーム

母体から受けついだ抗体のIgGは、生後6~9カ月ころまで存在します。赤ちゃん自身がIgG、IgM、IgAをつくりはじめるのは、生後3カ月くらいからです。IgEはアレルギー疾患にかかることで出現します。こうして免疫やリンパの働きが完成して成人レベルに達するのは6~8歳ころ。そのため、生後6カ月前後から8歳ころまでは、さまざまな感染症にかかりやすいといえます。


細菌やウイルスなどへの最初の感染時、抗体はゆっくりつくられますが、2回目以降の感染では大量の抗体がすぐにつくられるようになります。この仕組みを利用したのが、あらかじめ抗体を獲得しておく予防接種です。成長にしたがって、さまざまな病気に感染することで免疫力は強化されていきます。

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