バリウム検査で胃隆起性病変の結果に

女性/30代
2023/08/22

健康診断のバリウム検査(上部消化管X線検査)で「胃隆起性病変」と判定され、経過観察となりました。この場合、胃の内視鏡検査を受けたほうがよいでしょうか?

この質問への回答

保健同人フロンティアメディカルチーム

通常「胃隆起性病変」は、ポリープや胃・十二指腸などの粘膜の表面が盛り上がった状態を指します。

検査結果で「経過観察」とされるのは、胃のひだやバリウムのムラによる陰影、問題のない胃ポリープなどが認められた場合です。

一方で、悪性の病気が疑われる場合や、治療が必要な異常が見つかった場合には、「経過観察」ではなく、必ず内視鏡などの精密検査が必要となるため、再検査や消化器内科の受診をすすめられます。


検査結果に記載される「経過観察」とは、現時点では薬や精密検査などの医療的な処置の必要はないものの、何らかの異常が認められる状態を意味します。

このようなコメントがあった場合は、過度に不安を抱えすぎず、毎年必ず健康診断を受けるようにしましょう。もしも、体調に変化を感じた際には、たとえば、痛みや吐き気、消化不良などの症状があれば、医療機関を受診するようにしましょう。


また、今回の結果が気になるようであれば、受診された健診機関に「どのような状態があって経過観察となったのか」を問い合わせて確認されるとよいでしょう。

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