腎臓結石の排出を促す水分摂取量の目安は?

人間ドックで、腎臓に小さな結石が見つかりました。水分をたくさんとるよう指導されましたが、どれくらい摂取すればよいのでしょうか? また、ほかにも気をつけたほうがよいことはありますか。
この質問への回答
保健同人フロンティアメディカルチーム
一般的に腎臓結石は無症状のケースが多く、結石が移動しても尿がスムーズに流れていれば、痛みは生じないことがほとんどです。腎臓結石が10㎜未満であれば尿と一緒に自然に排出される可能性が高いとされているため、日頃から積極的な水分摂取が必要です。
水分摂取量の目安としては、食事以外に1日2000mL以上の摂取が理想的です。尿の流れや自然な排石を促すだけではなく、尿量が増えることで結石の形成を抑制します。水分摂取には、水や麦茶、ほうじ茶をおすすめします。
水分摂取とともに、結石が大きくならないような食生活の改善も大切です。
1日3食バランスよく食べ、結石の原因となる動物性たんぱく質、シュウ酸、塩分を多く含む食品はとりすぎないよう注意しましょう。
コーヒーや紅茶には、結石の原因となるシュウ酸が多く含まれており、飲みすぎには注意が必要です。シュウ酸は、食べ物のアクのもとになっている成分で、カルシウムと結合しやすい性質を持っています。カルシウムと腸のなかで結合して便とともに排出されることで、尿中にシュウ酸を排出しにくくすることから、カルシウムの摂取は結石の予防につながります。カルシウムが多く含まれる、牛乳やヨーグルト、チーズなどの乳製品、豆腐や納豆などの大豆食品、小魚類や海藻類などをとるよう心がけましょう。
また、結石の原因物質は、食後2~4時間後にもっとも多く尿中に排出されます。夜間は尿が濃縮されやすく結石ができやすい環境にあるため、就寝の4時間前までに夕食を済ませるのが望ましいでしょう。


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