眠くもないのにあくびがよく出る

2025/07/26
毎日6~7時間ほどの睡眠はとれているのに、頻繁にあくびが出ます。眠くもないのにあくびが出るのは、どこか問題があるのでしょうか。
この質問への回答
保健同人フロンティアメディカルチーム
あくびは、眠気を抑えて目覚めを促すことが主な機能ですが、ほかにも、肺の換気(酸素を取り入れ、二酸化炭素を出す)や、血流をよくする効果、脳を刺激して働きを活性化させる作用もあるのではないかと考えられています。
また、睡眠不足や空腹、満腹、疲労、吐き気をもよおしたとき、脳や肺の血流が少ないときなどに起こりますが、くり返すだけで、ほかに症状が何もない場合には、大きな病気があるとは考えにくいです。
一方、何らかの睡眠障害が疑われる場合もあります。昼間のあくびが日常生活に影響し、症状が長びいて気になる場合には、かかりつけの内科や、睡眠外来など睡眠障害を専門とする医療機関で相談されるとよいでしょう。
あくび対策の第一は、良質な睡眠(目覚めたときにすっきり感がある、疲労感がないなど)がとれるように環境や習慣を見直すことです。
寝具や室内の環境を整えること、就眠直前のパソコンやスマートフォンの使用を控えめにすること、体内時計のずれをリセットするため起床時に日光を浴びること、規則正しい3度の食事、毎日の運動習慣を心がけるとよいでしょう。


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