赤ちゃんの発達障害のサインは?

0歳児の息子について、表情やしぐさに、発達障害ではないかと思われるところがあり、妻と心配しています。0歳児で見られる発達障害のサインや、相談するタイミングなどについて教えてください。
この質問への回答
みんなの家庭の医学メディカルチーム
0歳児は発達の個人差が大きいため、兆候がみられたとしても発達障害とは断定できないことが多いとされています。
一般的に0歳児に見られるサインとしては、お座りが安定しない、人にまったく興味を示さない、呼びかけても振り向かない、抱っこを嫌がる、どんなおもちゃを渡しても同じような反応、あるいは、おもちゃに関心を示さず離してしまうなどが挙げられます。
9カ月を過ぎても、寝返りもお座りもしないような場合は、小児科への受診をおすすめします。
発語が不明瞭なときには、食事をよく噛むような工夫や、笛を吹くなど、遊びを通じて口腔機能の発達を促してみましょう。お近くに児童館などがあれば、子ども同士の交流の機会を増やしたり、施設職員にご相談者の気持ちを聞いてもらったりすることもよいと思います。
専門の医療機関や発達障害の支援センターに相談するタイミングは、それぞれのケースによって異なります。発達が気になる際はまず、健診を受けている地域の保健センターや保健所など、お子さんと直接関わっている窓口に相談されてみてはいかがでしょうか。保健センターや保健所では、そのお子さんにあわせて継続的にサポートし、生活の中の困りごとを助ける体制をつくり、家族の負担の軽減も図る役割を担っています。必要時には発達障害者支援センターなどの専門相談機関へ連携してもらえるので、ご家族だけで悩みを抱えることなく、気軽に利用されるとよいでしょう。お子さまを直接見てもらったうえで、問題がないことがわかれば、安心にもつながると思います。


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