牛乳を飲むと腹痛が…大人も乳糖不耐症になるの?
2025/12/28
最近になって、牛乳を飲むと腹痛を起こすようになりました。下痢をしてしまうこともあります。乳製品をとると起こる乳糖不耐症は、大人になってから出ることがあるのでしょうか。
この質問への回答
みんなの家庭の医学メディカルチーム
乳糖不耐症とは、乳製品に含まれる乳糖を分解する酵素(ラクターゼ)の働きが弱いために、乳糖が十分に消化できず、腹痛や下痢などの症状が出る状態をいいます。
乳児期はラクターゼによって乳糖が消化されますが、ラクターゼ活性は成長するにしたがって徐々に低下し、成人になって乳糖不耐症を引き起こすことがあります。成人の場合の乳糖不耐症のおもな症状は、下痢、腹部膨満感、腹痛などです。
なお、乳製品の種類や摂取量によって症状の出やすさには個人差があり、ヨーグルトやチーズなどでは症状が出にくい人もいます。
乳製品を摂取後に症状が出る場合は、乳糖不耐症が疑われます。3~4週間乳製品を避けた食事を続けると症状がなくなり、その後、乳製品を摂取することで症状が再び現れる場合は、乳糖不耐症の診断の目安となります。また、検査方法として水素呼気試験などがあります。
治療としては、乳糖を含む食品、おもに乳製品を避けることですが、乳糖分解酵素剤の服用が有効な場合もあります。
一般的に、乳糖不耐症が疑われる場合は、消化器内科への受診がすすめられます。症状や必要に応じて検査を行い、適切な対応方法について相談されるとよいでしょう。

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