腹膜播種の抗がん剤治療の効果と副作用
2026/02/10
抗がん剤治療は腹膜播種にどのくらい効果がありますか。治療期間や副作用についても知りたいです。
この質問への回答
順天堂浦安病院
五十嵐萌子
腹膜播種に対する抗がん剤治療(化学療法)の効果は、原発がんの種類によって大きく異なります。また、同じがんでもそのがんの性質(バイオマーカー)によって選択する抗がん剤が変わったり、その効果が大きく異なります。
抗がん剤治療の主な目的は、がん細胞の増殖を抑えて症状を和らげ、生存期間を延長することですが、その効果によっては手術療法などの次の治療につながることもあります。
治療期間は患者さんの状態や使用する薬剤によって異なりますが、一般的には3〜4週間を1サイクルとして繰り返します。効果と副作用のバランスをみながら、場合によっては抗がん剤の減量や休薬期間を長く取ることがあります。
主な副作用として、吐き気・嘔吐、食欲不振、白血球減少による感染リスクの上昇、倦怠感、脱毛などがあります。ただし、これらの副作用は使用する薬剤によって異なり、現在は吐き気止めなどの支持療法も進歩しているため、以前より管理しやすくなっています。副作用が強い場合は薬剤の減量や変更も検討されます。
治療効果や副作用については個人差が大きいため、採血や画像検査を行いながら主治医とよく相談して進めていくことが大切です。

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