ウィルムス腫瘍で治療中。片腎摘出後の生活について
2026/02/12
ウィルムス腫瘍の治療のため、手術で腎臓を片方摘出すると言われましたが、残った腎臓だけで正常に生活できるのでしょうか。
この質問への回答
医療法人つばさ会 高座渋谷つばさクリニック
武井智昭
腎臓を片方摘出しても、もう一方の腎臓が健康であれば、通常どおりの生活を送ることができます。
腎臓は、本来、体に必要な機能よりも大きな余力を持っています。片方を失っても、残った腎臓が代わりに働きを強めて必要な機能を補うためです。実際に、片方の腎臓だけで生活している多くの方が、学校生活や運動、社会生活を問題なく送っています。
ただし、残った腎臓を大切にすることが重要です。定期的な検査で腎機能をチェックし、感染症や外傷から腎臓を守るよう注意が必要です。特に、相手と強くぶつかる可能性のあるコンタクトスポーツ(ラグビー、アメリカンフットボール、柔道、ボクシング、格闘技など)は腎臓への衝撃リスクがあるため、主治医と相談しながら運動の種類を選ぶことをお勧めします。サッカーやバスケットボールなど、接触の程度が中等度のスポーツについても、保護具の使用を含めて相談してください。また、将来的に腎臓に負担をかける薬剤を使用する際は、片腎であることを必ず医師に伝えてください。
食事制限は基本的に不要ですが、バランスの良い食事と適度な水分摂取を心がけることが大切です。お子さんの成長や発達にも、通常は影響ありません。不安なことがあれば、定期検診の際に主治医に遠慮なくご相談ください。

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