慢性リンパ性白血病の治療方針
2026/02/12
慢性リンパ性白血病にはどのような治療方法があるのか教えてください。
この質問への回答
自治医科大学附属さいたま医療センター
吉村一樹
慢性リンパ性白血病(CLL)の治療法は、病気の進行度や症状の有無、患者さんの年齢や全身状態によって選択されます。
CLLは進行がゆっくりの場合が多く、症状がない場合はすぐに治療を始めず、無治療経過観察とすることがあります。症状が出てきた場合や病気の進行が早い場合に治療を開始します。
治療法としては、従来の抗がん剤治療や近年開発された分子標的薬が用いられます。従来の抗がん剤を用いた治療では、フルダラビンやシクロホスファミドに、抗体薬であるリツキシマブを加えた点滴による治療を行うことが一般的です。
そのほかに、イブルチニブやアカラブルチニブ、ベネトクラクスといった飲み薬の分子標的薬を用いた治療を行うことができます。現在は分子標的薬の飲み薬による治療が主流となってきていますが、治療期間や費用などの関係で点滴の抗がん剤を選ぶこともあります。また、遺伝子異常の種類によっても推奨される治療が異なる場合があります。
若年で進行した症例では同種造血幹細胞移植が検討されることもあります。
不安な点があれば、まずは主治医に遠慮なくご相談ください。

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