変形性頸椎症の治療について知りたい
首や肩のあたりに慢性的な痛みがあり、変形性頸椎症と診断されました。これからどのような治療を受けるのでしょうか?
この質問への回答
みんなの家庭の医学メディカルチーム
変形性頸椎症は、首の骨である頸椎の変性によって、痛みやこりが生じる状態です。おもな原因は加齢によるもので、スマ―トフォンの長時間使用やデスクワークなどで同じ姿勢を長く続けることが痛みの誘因となる場合もあります。
変形性頸椎症の治療の基本は、痛みの軽減と首への負担を減らすことです。多くの場合、症状や程度によって以下の治療を段階的に組み合わせて行います。
●薬物療法
筋肉の緊張をやわらげる薬や、炎症を鎮めて痛みを抑える消炎鎮痛剤が用いられます。
●リハビリテーション
首だけでなく、肩甲骨周囲の筋肉を整える運動や、姿勢の改善を段階的に継続して行います。
●装具療法
首に装具をつけて一時的に安定させることで、首から肩への負担を軽減して痛みを抑えるものです。急性痛のときに短期間用いることがあります。
●神経ブロック
痛みのある部位に局所麻酔薬を注射し、強い痛みを速やかに抑えることが期待できる治療法です。症状に応じて補助的に用いられることがあります。
●温熱療法
赤外線や極超短波などで患部を温めることで、血流を促します。筋肉の緊張をほぐすために補助的に行われます。
●手術
上記の保存療法を十分行っても、手足のしびれや麻痺などの症状が出ていて日常生活に著しく支障を来している場合に検討されます。首や肩の痛みのみの場合は、通常、手術適応とはなりません。
今後の治療方針は、症状や生活スタイルによって異なるため、まずは主治医とよく相談されることが大切です。

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