うつの妻に対してイライラする自分に罪悪感
妻がうつ症状で休職中です。家事や育児がほぼ自分に偏り、気を遣い続ける日々に疲れています。つい相手にイライラしてしまい、そのたびに自分を責めてしまって苦しくなります。誰にも相談できず、どう向き合えばよいか悩んでいます。
この質問への回答
みんなの家庭の医学メディカルチーム
共働きで家事や育児を担うことは、たとえご夫婦ともに健康な状態であっても、決して簡単なことではありません。そうしたなかで、ご家族の誰かが体調を崩されると、日々の負担はさらに大きくなりやすいものです。目に見えないところで多くの役割を担い、気を張って過ごしてこられたのではないかと感じます。
一般的に、うつ症状のある人の身近にいるご家族が、さまざまなストレスを抱えてしまうことは少なくありません。ご本人がつらい思いをしているのはもちろんですが、そばで支える側にもまた、別のつらさがあるのです。
たとえば、家事や育児の負担が偏ってしまったり、日々の調子の波に振り回されてしまったり、気を遣い続けることで疲れてしまうこともあるでしょう。
こうした状況のなかで、「つらい」「しんどい」と感じるのは、決して特別なことでも、悪いことでもありません。むしろ、とても自然なこころの反応です。
「こんなふうに感じてはいけない」とご自身を責めたり、罪悪感を抱え込んだりしすぎないようにしていただければと思います。
また、日常のなかで、相手の言動に対して、イライラする気持ちが湧いてくることもあるかもしれません。そうした感情も、積み重なった疲れや負担から生まれてくる、ごく自然な感情だと思います。「こんなふうに思ってしまう自分はよくない」と否定するのではなく、「私は頑張っているのだな」「本当はつらかったんだな」と自分自身の気持ちを受け入れてあげてください。
一般的には、うつの症状は、ある程度の時間をかけて回復していくことが多いため、身近にいるご家族が疲弊しないように、上手な付き合い方を探っていくことが大切になると思います。相手の体調や状況に合わせて、できることを少しずつ分担していったり、ご自身が休息をとれる時間を意識的に増やしていくことができるといいですね。
また、つらい気持ちや日々の思いを言葉にして外に出すだけでも、心が少し軽くなることがあります。信頼できる人や相談できる場を見つけて、無理のない範囲で気持ちを共有していくことも大切にしてみてください。

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